不問(=理屈抜き=脱論理)の教えは、森田療法の創始者・森田正馬先生が歳を取られるほど、概念的・理論的な説明から離れ、理屈抜き・不問(患者の心の有り様をどのようにも問わない)の方針で患者さん達に接していかれるようになったなど、森田先生ご存命の時には存在していました。
そして、森田療法の入院施設、京都・三聖病院において、森田正馬先生の直弟子の一人である宇佐玄雄先生からご子息の宇佐晋一先生へと継承されていきました。
しかし今日では、日本森田療法学会でも「不問」という治療概念を部分的に残すことも許されず、条項ごと完全削除されてしまったという状況に置かれています……。宇佐先生は『三省会(三聖病院の元入院者を中心とした会。一般の方も参加可)』で、そんな現状をよく嘆かれています。
不問の会は、その重要な教え「不問・理屈抜き」にスポットライトを当て、皆で「不問の森田療法」を体得していきましょうという森田療法のサークルです。
※不問の会は 2019年7月に設立し、森田療法を一から知りたいという方や、宇佐晋一先生の森田療法の特徴について、及び「森田療法はなぜ理屈抜き・脱論理でなければならないのか?」という点について、懇切丁寧にご案内・お話しさせて頂いております。老若男女を問わず、1会合あたり5~10名ほどの方々にご参加頂いております。
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